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「ハサミ男」・「殺戮にいたる病」・「世界の終わり、あるいは始まり」 [読む]

最近読んだ本を3冊。

◇ハサミ男(殊能 将之 著)

どんでん返し系ということを知った上で読んだけど、見事に騙された。
結末を知った後で再読しても楽しめます。

「美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯…」という
文庫本の紹介文を見て、若干ビクビクしながら読み始めましたが、
そんなにエグい内容ではありませんでした。

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◇殺戮にいたる病(我孫子武丸 著)

こちらもどんでん返し系。
ラストの2行を読んだ瞬間、「??????」状態…。
自分がどこから騙されていたのか、必死でページを戻しました。

女の私には、目を覆いたくなる(実際に文字を直視できずに読み飛ばした部分もあるほど)
残虐なシーンの連続で、恐らく再読することはないと思うけど、
本というツールの面白さを実感した一冊でした。

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◇世界の終わり、あるいは始まり(歌野 晶午 著)

仕事の休憩時間に読み始めたら、続きが気になって仕事が手につかなくなってしまいました。

小学生の息子が誘拐殺人事件に関わっている?…という疑いをもった父親の目線で
話が進んでいきます。

状況が目まぐるしく変わり、スピード感があるので一気に読みました。
ラストについて賛否両論あるようですが、読む人によって「その後」は違ってくるのだと思います。

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